目次
はじめに
みなさま、婚活は順調に進んでいますか?
結婚相談所で素敵な方を紹介してもらい、「さあ結婚を見据えた方と初めて会うぞ!」という時。
どんな人が来るのか?自分は好印象を残せるのか?気になって緊張しますよね。
また何度かお見合いをされた方も、会うのは毎回初対面でなかなか慣れないもの。
場がなれてきて、気づけば毎回自分が話してばかりいるかも…。という方もいるかもしれませんね。
でも大丈夫。今回はお見合いで会話を弾ませるコツをご紹介します。
お見合いの流れ
まず最初におおまかな流れから確認しましょう。
たいていはシティホテルのロビーで会うことになります。
時間は約1時間~1時間半
マッチングの際、事前にお相手のプロフィールを見ているので、顔しか知らない、ということはありませんのでご安心ください。
基本はマナーをしっかり守ること
会話以前に、大前提として守らなければいけないマナーは3つ。
これを外すと、待ち合わせで会った瞬間「この人はないな」と思われます。
最悪の場合「あなたに興味はありません」という雰囲気丸出しの、地獄の1時間が待ち受けていますので、そんな状況を回避するためにも以下のことに注意しましょう。
①絶対にしてはいけないのは遅刻
遅刻は、だらしない印象を残しますし、相手は遅刻をしないように早めに到着している分、余計に待たせてしまいます。
会う前からマイナスイメージのスタートとならないように、十分気を付けましょう。
②清潔感を欠かさないこと
自分のプロフィール写真を思い出してください。絶対にだらしない印象の写真ではないですよね?
お相手は、写真の印象よりやや爽やかな人が現れると思っています。
(あなたもお相手に対してそうですよね?)
頭の先から足の先まで、鏡でチェックして、背筋を伸ばして会いましょう。
〇あいさつはしっかり
はじめてお会いする方に声をかけるのは、人違いだったら恥ずかしくて緊張しますよね。
でも万が一間違えていても死にません。
自信なさげな、か細い声で「○○さんですか?」と聞かれるより、
はっきりと「○○さんですか?初めまして、△△です」とあいさつをした方が好印象です。
間違えても先にあいさつをされて、「あっ…」と顎だけで会釈をするようなことがないようにしましょう。
一番大事!最初の3分でリラックス
ラウンジで飲み物を頼んだ直後から、いきなり会話を盛り上げる必要はありません。
なぜなら、飲み物が運ばれてきたときに会話が中断するからです。
飲み物が来るまでの約3分間に、会話がしやすい空気を作りましょう。
◎リラックスするコツ① ”笑顔”
笑顔には相手をホッとさせると同時に、自分をリラックスさせる効果があります。
顔の筋肉が笑顔を作ると、脳が勝手に楽しいことをしていると勘違いしてリラックスするためです。
そして笑顔を作るのに、面白いことをいう必要はありません。
「今日はありがとうございます(ニコッ!)少し緊張しますね(ニコッ!)」
これだけです。簡単でしょう?
この後も語尾で構わないので、できる限りニコッ!をしてみてください。
相手もつられて笑っているのに気づくはず。
◎リラックスするコツ② ”見ればわかることを気遣う”
相手に気遣ってもらったら、嬉しいですよね?気遣いといっても難しいことではありません。
見ればわかることを話すと、おのずと気遣いやすくなります。
例えば、
「日差しが沢山入りますね」(見ればわかること)
+
「眩しくないですか?席を交換しましょうか?」(気遣い)など…。
◎リラックスするコツ③ ”褒める”
気遣い同様、褒められると嬉しくて思わず笑顔になりますよね?
口説き落とすための褒め言葉ではなく、緊張感を壊すための褒め言葉なので、こちらも見ればわかることを褒めれば大丈夫。
例えば、
- 白い服を着ていたら:「爽やかで白が似合いますね」
- 写真と髪型が違ったら:「こちらの髪形も素敵ですね」
- 笑ってくれたら:「笑顔が素敵ですね」 など…。
話すより話させたほうが勝ち!
突然ですが、飲み会の上司の話って一生懸命リアクションをしなければいけないし、疲れるし、一緒に飲みたくなくなりますよね?
自分のことをわかってほしいと思うばかりに、自分の話を一生懸命するとシラフでもこうなります。
そして話を聞かされた相手は、「疲れた。もう会いたくない」になります。
逆に上司の立場から見てみましょう。
一生懸命話を聞いてくれて、褒めてくれたあなたの反応は、上司からすると「面白くてもっと話したくなるやつ」=また会いたい、ですよね。
つまり、「何かを話そう」としなくて良いのです。
人は自分の話を聞いて欲しがり、聞いてくれる人に好感を抱きます。
重要なのは「相手の話を聞くこと」。
〇プロフィールの『共通点』でエンジンをかける
まずは趣味や好きなものなど、事前にみられるプロフィールの『共通点』について話題をふってみましょう。
『共通点』だと同調しやすく、相手も気持ちよく話せるからです。
話題の振り方がわからなければ5W1Hを意識して質問すると簡単ですよ!
例えば美味しいものを食べるのが趣味だったら…
- いつ:「美味しいものがお好きだと伺いましたが、お休みの日はどこかに出かけたりするのですか?」
- どこで:「よく行くお店はありますか?」/「お取り寄せをしたりしますか?」
- だれと:「おひとりで食べに行ったりするのですか?」
- なにを:「一番お好きなものはなんですか?」
- なぜ:「一番好きなところはどこですか?」
- どのように:「美味しい物はどのように探しますか?」 など…
共通の話は楽しいもの。話を膨らませられれば、膨らませて盛り上げたいところですが、上記の質問を投げかけて、言葉のキャッチボールが難しければ、相手がもっと話したくなる、以下の相槌を打ってはいかがでしょうか。
「私もそう思います」
「私も大好きです」
「ぜひ一緒に~しましょう」
「一緒の感覚の人がいて嬉しいな」など…。
あなたもそう言われたら嬉しくなりますよね?
〇プロフィールの自分とは違うところもチェック
結婚を視野に入れた出会いですから、共通点以外も聞いてみたいですよね。
注意点は、否定や議論をしないことです。
目的は自分に合わせてもらうことではなく、自分とは違うけれど許容できるか話を聞いてみることだからです。
例えば、あなたはインドア派、相手はアウトドア派。
出かける頻度や、何をするか、話の内容などによって、一緒に楽しみたいと思えるかもしれませんし、話を聞いているだけで、うんざりかもしれません。それをジャッジするために話を聞くのです。
繰り返しますが、否定や議論はしないように。変な空気になります。
相手によく使う「本当に好きなんですね」は、「私はそう思いません」も含んでいるので連発は避けましょう。
おすすめの相槌は、嘘でも本心でも…
「○○さんと一緒にいたらいろんな経験ができそうですね!」
「話しているだけで嬉しい顔をしていますね!」
「聞いているだけでもワクワクします!」など…。
最後まで気持ちよく話してもらいましょう。
話の割合で相性がわかる
ここまで読むと、相手に気遣ってばかりの自分を想像するかもしれませんね。
普通は興味がある相手には、質問を返してくれるので、意識的に相手に話させても7:3や6:4くらいの割合で自分の話もしているはずですので、ご安心を。
もし9:1で相手が話して、自分は質問を絞り出していたら、この先ずっとあなたが相手に合わせる関係になるか、残念ながらお相手はあなたに興味がないのかもしれません。
話の内容など思い出して次に進むか、冷静に考えましょう。
いずれにせよ、相手が気持ちよく過ごしてくれたのなら、あなたの印象は悪くないはずです。
さいごに
お見合いは、お互いを理解するためのコミュニケーションの場です。
就職活動の面接のように自分を売ろうとせず、むしろ相手に気持ちよく過ごしてもらった方が次へつながりやすくなります。楽しい時間を過ごせたなら、自信をもって良いお返事を待ちましょう。
逆に「楽しかったのになぜ?」という場合は、次回の為にも結婚相談所でアドバイスをもらうと良いかもしれませんね!
素敵な出会いのために、一緒にもうひとがんばりしましょう!