婚活をしているみなさんは、遅刻は絶対にダメ、服装の乱れも論外！と婚活マナーとして口を酸っぱくして言われていることと思います。本当にダメです。絶対。そこは最低限のレベルです。
しかし、それだけ守っていれば良いというものではありません。
今回は婚活の場において、筆者が目にしたNGマナー３選をご紹介します。
婚活パーティーにおいて、一通り全員と話し終えた後、ほとんどのパーティーで、もう一度話したい方とお話ができるフリータイムがあります。
普通に誰かとお話しする分には全く問題ありません。楽しみましょう。
○人気者への本気度が高すぎて迷惑になることも
しかしフリータイムだからと言って、本当にフリーダムになってしまうのは絶対にNG！
人気の方とお話ししたいがために、そのお隣の席を順番待ちの席にしてしまって、目の前の方とは一切話さなかったり、スマホをチェックする時間にしてしまう方や、どの席にも座らず、ただひたすら順番待ちをする方などをよく見かけます。
順番待ちのために座られた方にも失礼ですし、男女の数が合うように設定されたパーティーでは、誰にも座られずにポツンと時間が過ぎるのを待たなければいけない方が発生してしまう場合があります。
そして、その行動はお目当ての方にもみられています。
「あなた以外とは話したくなくて」と本気度を見せたくて、このような行動をとる方もいますが、周りのことを考えず、自分勝手な人という印象を強く残しますので、マイナスイメージになると心得てください。
また、お話しできる人数に限りがあるフリータイムに、ずっと同じ方を独り占めするのもいけません。
お相手から見ても、他の参加者から見ても迷惑です。多くの方とお話ししましょう。
○どうしても人気者と話したかったら…
どうしても人気の方と長くお話をしたい場合は、フリータイムの最終回にお話しさせてもらうのがオススメです。
大抵の場合は、フリータイムが終わった後、誰とカップリングしたいか記入する時間があります。書き終わった後も、集計が完了するまでは、その場に座り続けるからです。
それでもチャンスを逃してしまった場合のために、大抵は自分の連絡先を渡せたり、運営会社を通じてメッセージを送れるようになっていることがあります。
あきらめないで、次につなげましょう。
★ここでワンポイント！
あまりお話できなかったけれど気になる方に、連絡先やメッセージを送る場合、
「今度ご飯でも一緒に行きましょう」「よかったら連絡ください」「もう少し話したいです」等の当たり障りのない一言は、ほぼ確実にシュレッター行きになります。
よほどインパクトがない限り、誰だかわからず、連絡をするのは怖いからです。
もうひと工夫をして、話した内容などを盛り込むと、思い出しやすく、個人を断定しやすくなるので、メッセージに加えましょう。
例えば「焼き鳥を愛する歯医者です！」「ブルーのシャツを褒めてもらって嬉しかったです！」「可愛すぎて、可愛いとしか言えなかった者です」など…。
婚活パーティーでカップリングしなかった際や、お見合いで一度別れた後、まだ話し足りない！もっと自分を知ってもらったら可能性があるかも！と待ち伏せをする方がいます。
やめましょう。怖いです。絶対NGです。
情熱と狂気は紙一重です。
カップリングしなかったのには、カップルになりたくない理由があったのであり、お見合いは間に結婚相談所が入っているから良いのです。
いずれも連絡が来るのを待つ方が、怖がられるリスクをとるよりも賢明です。
そもそも「もう少し話したいな」という余力を残すから、「もう一度会いたい」になるのです。
待ち伏せして話そうと思っている内容は、連絡が来た時のネタとして取っておきましょう。
女性の「甘えん坊なんです」という自己紹介を聞いて、「どんどん甘えていいよ！」と腕を広げる男性、すごく多いのですが、女性の「甘える」は必ずしも、「べたべたしたい」という意味ではありません。
特に出会った初日に「甘えていいよ！」と、手をつないだり、肩を抱いたり、べたべたするのは絶対NG！
確実に体目当てにみえて引かれます。
女性の「甘える」には、もちろん「べたべたしたい」という意味のときもありますが、それは「付き合ったら」の話です。
「甘える」は「べたべたしたい」の他に、「毎日連絡が欲しい」「たくさん会いたい」等、いろんな意味を含んでいます。
どの程度の「甘えん坊」なのか判断するまで、心の距離を縮めてから、体の距離を縮めましょう。
★女性は悪用厳禁！
察しが良い方はお気づきかもしれませんね。
男性が「甘えん坊」を「スキンシップ大好き」と勘違いしやすいという習性を利用して、プロフィールの自分の性格を「甘えん坊」にすると、モテます。
「大人しい」「明るい」などと書かれるよりも、付き合った時の光景が思い描きやすいからです。
誰しも甘えたい気持ちはあるので、嘘ではないと思いますが、上記のようにいきなりべたべたしてくる男性が多いのも事実。悪用はしないようにしましょう。
本当に甘えん坊なのを伝えたいときは、「寂しがりや」などに言い換えると、安心です。
いかがでしたか？
ライバルが沢山いる場合や、どうしてもお付き合いしたい方に出会えた時には、大胆になることも必要ですが、突っ走ってしまうと、途端にNGマナーになってしまいます。
結婚相談所での出会いは、そういったリスクを経験済みで、怖い思いをするのが嫌だから、結婚相談所に間に入ってもらっているケースもあります。
大胆な行動に出る前に、いったん落ち着いて、相手から見た自分がどのように見えるか考えてみると良いかもしれませんね。引き続き、がんばりましょう！
