婚活女子の皆さんは、相手の男性にどの程度の理想を求めていますか？
筆者の知り合いの婚活女子は、男性に求める条件として「20代〜40代・年収1000万円以上・身長180cm以上・大卒以上｣という理想を持って婚活をしていましたが、そのような男性は存在するのでしょうか。
相手の男性に対して、どこまで理想を追求するべきで、どこで妥協するべきかを一緒に考えてみましょう。
理想についてお話する前に、まずは日本人男性の平均を把握しておきましょう。20代〜40代の男性の年収・身長・学歴の3つに絞り、平均値や分布を調査してみました。
日本人男性の平均年収は以下の通りです。
20代→343万円
30代→474万円
40代→563万円
また国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、男性3,0767名のうち、1000万円を超えるのは全体の7%でした。
20歳以上の平均身長は約168cmです。
17歳時点での中央値は170cm〜175cm(33.36%)。
また180cm以上の男性は約6%でした。
日本人男性の大卒以上の学歴の持ち主は以下の通りです。
20代→31.3%(20代はまだ在学中の方も多いため、低めの数値となっております)
30代→40.8%
40代→30.1%
この平均値や分布を見ても、筆者の知り合いが求めた｢20代〜40代・年収1000万円以上・身長180cm以上・大卒以上｣という全ての条件に当てはまる男性はほとんどいないことがわかります。
※【参照・参考URL】
年収：
doda「平均年収ランキング（年齢・年代別の年収情報）【最新版】」https://doda.jp/guide/heikin/age/
LIMO「「年収1000万円」の人は日本で1割未満？世帯では何割いるか。貯蓄額の平均と中央値もチェック」https://limo.media/articles/photo/29609
身長：
weblio「身長、身長の調査」https://weblio.jp/wkpjacontent/身長_身長の調査
学歴：ガベージニュース「高卒44.2％・短大16.2％・大学や大学院卒25.6％…年齢階層別の最終学歴実情(最新)」http://www.garbagenews.net/archives/2371027.html
昭和時代に理想の男性像として求められた、いわゆる｢3高｣(高収入・高身長・高学歴)はもう古いと言われています。
時代は変化し、平成時代に求められていた男性像は｢4平｣(平均的年収・平凡な外見・平穏な性格)でした。理想の結婚相手を追い求め続けるよりも、自分の身のまわりにいる平均的な男性と早く結婚して早く子どもを産みたいという女性が増えたのが大きな理由でしょう。
更に令和の現在は｢4低｣(低姿勢・低依存・低リスク・低燃費)の男性が人気です。
✔ 低姿勢→女性に威張らない
✔ 低依存→家事を女性に頼らない
✔ 低リスク→とりあえず正社員で会社をリストラされない
✔ 低燃費→節約できる
共働きが当たり前になっている現代では、男性に高望みをすること自体が価値観としては古いと捉えられているのかもしれませんね。
【参考・引用URL】
Exciteニュース「令和を生きる女性のシゴト観を考える。男性に求めるのは「３高」から「４低」へ？！」https://www.excite.co.jp/news/article/CocokaraNext_17502/
これまでの項目から日本人男性の平均を知り、現代の価値観も理解できたと思います。
しかし、妥協しすぎてしまうのも良くありません。
例えば、妥協を重ねた結果、男性の年収が自身の年収と合わせても低すぎてしまい、生活が困窮してしまう…などの失敗は避けたいですよね。
どうしても譲れない部分だけはしっかり押さえておきましょう。
参考に、家族を作るのに最低限必要な年収を提示します。
あなたの年収と相手の年収、そして子供が何人ほしいかの折り合いをつけて計算することが大事です。
(夫婦と子供2人がいる家庭での平均的モデル)
・4人家族の平均生活費は月33万
→550万円
・子供2人が私立高校に行く場合
→702万円
・子供2人が大学に行く場合
→986万円 (私立理系では1002万円)
【参考URL】
平均年収.JP「４人家族に必要な年収事情」https://heikinnenshu.jp/column/kazoku.html
高望みしすぎても婚活は成功しづらいのが現実です。
そして、長引けば長引くほど年齢の面で女性側が不利になってしまうので注意しましょう。
筆者の知り合いも結局、身長と年収を下げてマッチングをして無事成婚することが出来ました。
結婚相談所なら求める条件に合う男性を合理的に見つけることができます。
譲れない条件がある方、もしくはどの条件を譲れば良いかわからない…なんて人もぜひ利用してみてくださいね。
