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【事例と対策】独身者に対するシングルハラスメントとは

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皆さんは「シングルハラスメント」という言葉を聞いたことがありますか?

端的に説明すると「独身者であることを理由に嫌がらせをされること」、または「既婚者に比べて、不平等な役目を押し付けられること」などが該当します。

シングルハラスメントについて初めて言葉を知った人、そして独身者で実際に嫌な思いをしているが対処法に悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

  • 言葉によるハラスメントと対策
  • 職場で受けがちなハラスメントと対策
  • もう苦しまないで

言葉によるハラスメントと対策

言葉によるハラスメントは沢山あります。

もしかしたらあなたも心当たりがあるかもしれません。

この項目では例を挙げ、具体的に説明させていただきます。

 結婚した方が幸せだよ」なんで結婚しないの?」

幸せの基準は人それぞれです。これらの言葉を人に投げかけるのは、価値観の押しつけに他なりません。

結婚すれば必ず幸せになれる保証はどこにあるのでしょうか?

また、言った本人は悪気はなく、親切にアドバイスしているつもりである場合が多いのが厄介です。

「だから結婚できないんだよ」

もしあなたに非があれば、その部分は謝るべきですが、仕事のミスや私生活での不手際に未婚か既婚かは関係ありません。完全な言いがかりです。

また、あなたの性格に対しての言葉だとしても、この言葉には親切心のかけらもありませんよね。

人を傷つける言葉を投げつけることは、誰であっても許されません。

「独身は気楽でいいよね」

こういった言葉に込められたものは、独身者が既婚者よりも自由な時間があるという偏見、または配偶者や子供がいないことで仕事に縛られない人生を選べるというやっかみでしょう。
また、仮に独身者が気楽に暮らしていたとして、何がいけないというのでしょうか。

言った本人は満たされない人生を送っているのだなと捉え、あなたは自分の人生を堂々と歩んでください。

 「結婚してこそ一人前だよ」

家族が増えることで我慢や協調性を覚え、成長する人も確かに居ます。

しかし、結婚しても配偶者に頼りきりの人も居ますし、結婚して人間としての成熟度が必ず上がるわけではありません。また、言った本人自体がハラストメントをしている時点で、人間として未熟であるとも言えるでしょう。

次に、これまで例として挙げた言葉に対する対処方法をお話しします。

1.逆らわない・受け流す

攻撃すると相手はよけいに反発するので、聞いているフリをして相手に話を合わせます。

受け止めないで、反応しない、取り合わないのが一番です。

中には、わざと不快なことを言ってくる人もいるかもしれません。そういう人はこちらの反応を見て楽しんでいるので、相手を増長させないためにも無視が有効です。
聞こえないフリをしても良いでしょう。

また、真正面から受け止めると、自分がつらくなるだけです。飛んできた球はキャッチしないで、よけるようにしましょう。「そうだったんですか」「気づきませんでした」「そうなんですねー」と同意したフリをして聞き流します。

または「どういう意味でしょうか?」とわからないフリをして聞き直しましょう。

別の話をして話をそらすのもありです。

2.客観視する

腹が立つと視野が狭くなり、相手のことが余計に気になるものです。ちょっと引いて状況を見ることで、気持ちに余裕が出ます。

嫌なことを言われたときは、無意識のうちに相手の言動に意識が集中してしまい、怒りやイライラの感情がどんどん強くなってしまいます。いったん離れた目で相手を観察してみると、冷静さを取り戻すことができます。

3.意思表示をする

どうしても、こちらの不快な気持ちをなかなか理解してくれない相手なら、はっきりと「嫌です」と言うことも大切です。

その際のポイントは、決してケンカ腰にならないこと。

無礼な振る舞いをすると自分に不利になる場合もあるので、あくまで社会人として適切な言葉を選びつつ、嫌だと伝えましょう。それでも不快になる言葉をしつこくかけられた場合は「それってシングルハラスメントって言うんですよ」と教えてあげてください。

職場で受けがちなハラスメントと対策

独身者は既婚者に比べて時間があると勝手に決められ、既婚者の中でも主に子持ちの人は早帰りや休みを優先される傾向があります。体調が悪くても休みづらく、近年では「逆マタハラ」といわれているそうです。

しかし子持ちの人も俗にいう「マタニティハラスメント」や「育児ハラスメント」による罪悪感に晒されてる場合も多いです。

これは人事的に余裕のない職場側の問題が一番の理由だと考えられます。

独身者と既婚者の事情をお互いに理解した上で、上司に相談することも選択肢に入れてください。

もう苦しまないで

シングルハラスメントに限ったことではありませんが、言われた言葉を自分が嫌だと思えば相手に悪気はなくてもハラスメントになるのです。

自分のためを思って言ってくれている…等と知らず知らずのうちに相手を庇っていませんか?

例えば、健康を害する行動や犯罪をやめるためのアドバイスなら真摯に受け止めるべきです。しかし、幸せになるための生き方はあなたの心の声に従って自分自身が決めてください。
例え親であっても別の人間の人生に口出しをする権利はありません。

また、既婚者に対して遠慮した行動をとるよう職場から強いられるのも異常なことです。

社員は皆平等で、誰かが一方的につらい思いをすることがあってはいけません。
誰に相談しても解決せず、独身者が我慢をすることがまかり通っていて、その風潮に納得できないなら転職も視野に入れてください。

おわりに

シングルハラスメントを受け、独身であることに罪悪感を植え付けられ結婚を必要以上に焦ることは禁物です。

元々あなたに結婚願望がない場合は堂々と立ち向かえば良いでしょう。
ただ結婚願望があり、婚活に煮詰まっている場合などは前者以上にストレスを感じていると思います。

婚活で困ったことがあった場合、また自分のタイミングで「結婚したいな…」と思い始めたら、結婚相談所を利用してみてはいかがでしょうか?

結婚相談所では効率的に婚活ができるだけでなく、心にまで寄り添ってくれます。他者の言葉に傷ついた心ごと支え、結婚までサポートしてくれるはず。

前向きに検討してみてください。


【参考・引用URL】

マイナビウーマン「負けちゃダメ。独身者を悩ませる「シングルハラスメント」への対処法」https://woman.mynavi.jp/article/220829-29/

Cheer「心ない言葉は上手に受け流す! スルースキルで人間関係のストレスを解消」https://www.staffservice.co.jp/cheer/help/throughskill.html#section_4

AMP「ワーキングマザーばかり優遇されている。独身者が訴える“逆マタハラ”のしわ寄せ問題点とは」https://ampmedia.jp/2021/06/23/reverse-maternity-harassment/